2015年10月14日
天山(1,046m)
10月12日(月・祝) 体育の日
体育の日は、昭和39年の東京オリンピック開催を記念して、
開会式があった10月10日がお休みでしたが、
2000年にハッピーマンデー制度が導入され
10月第2月曜日になったそうです。
それはともかく、体育の日ですから積極的に体を動かしましょう。
今回は、佐賀の名峰天山に行ってきました!
徐々に登山が楽しくなってきて、道具も買い揃えるようになりました。
道具が手に入ると、また登りたくなるという好循環が生まれるようです。
何事も、形から入るタイプです。
今回は、リュックザック、雨具、サングラスを新調しました。
さて、天山の登山口ですが調べてみると何箇所かあるようです。
一番お手軽なのは天川駐車場からの往復。片道1時間弱。
うーん、ちょっと物足りない(笑)。
ということで、今回は七曲峠からの往復にしました。
小城から富士町へ抜ける県道290号線沿いですが、
途中、離合も難しいような山道を通るので、不安になります。
カーブでクラクションを鳴らす練習もしました。
それでもグイグイと高度を上げながら車を走らせると、
ちょうど峠に差し掛かったところに登山口があります。
登山口から50mほど下ったところに7〜8台の駐車スペースがあります。
登山口のすぐ横に路上駐車している車も数台ありましたが、
きっとスペースが空いていなかったのでしょう(笑)。
10:20 到着して、まずはコーヒーを一服。
この地点で標高は約680m。吹き抜ける風が冷たく感じます。
10:27 身支度を整えて出発です。
この登山口の県道を挟んで反対側に彦岳の登山口があります。
あまりメジャーではありませんが、機会があれば一度行ってみたいです。
登り始めは整備されたわりと急な階段が続きます。
10:30 間も無く立派な道標が立つ分岐に差し掛かります。
進路を左にとって、さらに階段を登って行きます。
10:45 頂上まで3.1km
しばらく樹林帯を登っていくと、視界が開けました。
眼下に広がる佐賀平野から有明海。
すっきりと、遠くまで見渡せる天気ではありません。
というよりも、むしろ雲が空を覆っています。
ここから先は、左右(南北)に視界が開けた稜線歩きが続きます。
幾つかのピークを越えてゆくのですが、これが最後かと期待していると
さらに高いピークが目の前に現れて、ちょっとがっかりしたりします。
赤い実がたわわについた木越しに見える、いくつ目かのピーク。
ほんの少しだけ、紅葉し始めている木々に、強引に秋の気配を感じます。
天山には、絶滅危惧種?の植物がたくさんあるようで、
登山道に採取禁止の看板が並んでいました。
写真付きだったので、無知な我々でも花があると
あーでもない、こーでもないと観察することができます。
せっかくなので、写真を撮ろうと思ったのですが、
ここで痛恨のミス。電池が残りわずかです。
山頂での記念撮影は死守したかったので、ケチケチ撮影モードです。
山頂が近づいてくると、すれ違う登山者の方も増えてきました。
皆さん、ジャンバーなどの防寒具を着ています。
もうそろそろ山頂か?と思っていた時、空全体が真っ黒な雲に覆われました。
雨が降ってきたら嫌だなーと思っていたら、周囲の葉っぱを
雨粒が叩く音が聞こえてきます。
雨具を出すのが億劫だったので、頂上まで一気に行こうかと思いましたが、
さらに大粒の雨が降ってきたので、急いで雨具を着ます。
昨日、買ったばかりの雨具に、こんなに早く出番があるとは
想像もしていませんでした。
むしろ、少しでも雨が降りそうな天気の場合は、
登山そのものを取りやめるほどの根性しか持ち合わせていません。
少しでも、憂鬱な気分を紛らすために、
「買ったばかりの雨具が着られて、良かったね〜」
などと慰めあいます。
雨具を着てから間も無く頂上へ到着しました。
天山山頂は、広い広っぱになっていて、
立派な石塔(お墓?)が二つ建てられています。
12:25 天山山頂到着
三角点は一等三角点でした。
なんとか雨は止んでくれましたが、とにかく風が強い。
しかも冷たい。
風を避けながらお昼ご飯を食べましょう。
この日も「おにぎらず」。
疲れた体に、エネルギーをチャージします。
日本人のエネルギー源は米です。
寒いので、記念撮影してさっさと下山することにしました。
あまり人が多くなかったので、近くにいた女性に強引にカメラを渡して
シャッターを押していただきました。
謙遜されていましたが、私が撮るより100倍上手に撮っていただきました。
かろうじて撮れたお花の写真デス。
山頂からしばらくの稜線歩きは、こんな雰囲気。
天気が良ければ、もっとのんびりしたかったです。
下りは一気に下って、14:30七曲峠まで戻りました。
山頂では寒くて食べられなかったミカンを食べて
ビタミンCとクエン酸を補充して疲労回復をはかります。
帰りは古湯方面に下って、道の駅大和すずかぜ館に立ち寄りました。
100g500円のイノシシ肉を買ってお鍋にしました。
臭みもなくて、とても美味しくいただきました。
地元産の新米も購入して、ミッション・コンプリート。
佐賀の名峰天山は、意外と変化に富んだ山歩きが楽しめました。
四季を通じて登ってみたいと思いました。
Posted by MICHI at 16:03│Comments(0)
│山登り