2010年04月01日
エピローグ
平成21年9月某日
「父が入院するよ。」
その知らせは、残暑の厳しい頃に届いた。
「黄疸がでているらしい。」
大正15年生まれとはとても信じられないほどに、
鍛え上げられた身体。
ほんの1ヶ月前に、9泊10日のキャンプをやり遂げるほど。
検査の結果は「膵臓ガン」
見舞いの帰り、彼女がぽつりとつぶやいた。
「春までにできるといいねー」
そして、父は結婚式の挨拶に加えて、餞の歌を吟じ
桜の花びらとともに、散っていったのでした。
「父が入院するよ。」
その知らせは、残暑の厳しい頃に届いた。
「黄疸がでているらしい。」
大正15年生まれとはとても信じられないほどに、
鍛え上げられた身体。
ほんの1ヶ月前に、9泊10日のキャンプをやり遂げるほど。
検査の結果は「膵臓ガン」
見舞いの帰り、彼女がぽつりとつぶやいた。
「春までにできるといいねー」
そして、父は結婚式の挨拶に加えて、餞の歌を吟じ
桜の花びらとともに、散っていったのでした。

2010年03月31日
いよいよ大詰め
2月26日(金)
この日は司会のIさんと打合せ
披露宴は、司会の方に丸投げしておけば、
こちらは座っているだけで滞りなく進行していくだろうと、
高をくくっておりました。
甘かった。。。
結婚の報告を兼ねたウエルカム・スピーチに始まり、
締めくくりの挨拶に至るまで、最も苦手なスピーチの連続。。。
一般的な結婚式の流れはありますが、
一つ一つの内容に対して最終的な決断と責任は
当事者である自分たちで負わなければなりません。
司会者 「ケーキ入刀はいかがなさいますか?」
私 「ケーキ入刀?今更、恥ずかしいよね~。。。」
司会者 「無しでよろしいですか?」
私 「でも、無しって訳にもいかないだろうし。。。」
じゃあ、どうするの?決めるのは、自分しかいません。
「やります。。。」
こんな調子でグズグズしながら、披露宴の内容が固まっていきます。
更に、披露宴といえばBGM。
途方に暮れている私たちに、ホテル担当のIさんが手渡してくれたのは
曲目リスト!
これは、本当にありがたかった。披露宴のシーンごとにオススメの曲目が
リストアップされています。
こちらのコンセプトは、シンプル&「大人の清楚さと華やかさ」ですから、
クラシック調にまとめました。
ちなみに、選曲はこんな感じ
迎賓 「カノン」
新郎新婦入場 「Book of days (エンヤ)」
ケーキ入刀 「結婚行進曲」
乾杯 「王様のレストランのテーマ」
歓談中 「バッハ ベスト」(リピート演奏)
花束贈呈 「ザ・ローズ (ベッド・ミドラー)」
新郎新婦入場 「smile (小野リサ)」
送賓 「カノン」
こうして、温かい拍手に包まれて、無事に式は終了しました。
そして、運命の神様は、思いも寄らないエンディングを
用意していたのでした。。。

この日は司会のIさんと打合せ
披露宴は、司会の方に丸投げしておけば、
こちらは座っているだけで滞りなく進行していくだろうと、
高をくくっておりました。
甘かった。。。
結婚の報告を兼ねたウエルカム・スピーチに始まり、
締めくくりの挨拶に至るまで、最も苦手なスピーチの連続。。。
一般的な結婚式の流れはありますが、
一つ一つの内容に対して最終的な決断と責任は
当事者である自分たちで負わなければなりません。
司会者 「ケーキ入刀はいかがなさいますか?」
私 「ケーキ入刀?今更、恥ずかしいよね~。。。」
司会者 「無しでよろしいですか?」
私 「でも、無しって訳にもいかないだろうし。。。」
じゃあ、どうするの?決めるのは、自分しかいません。
「やります。。。」
こんな調子でグズグズしながら、披露宴の内容が固まっていきます。
更に、披露宴といえばBGM。
途方に暮れている私たちに、ホテル担当のIさんが手渡してくれたのは
曲目リスト!
これは、本当にありがたかった。披露宴のシーンごとにオススメの曲目が
リストアップされています。
こちらのコンセプトは、シンプル&「大人の清楚さと華やかさ」ですから、
クラシック調にまとめました。
ちなみに、選曲はこんな感じ
迎賓 「カノン」
新郎新婦入場 「Book of days (エンヤ)」
ケーキ入刀 「結婚行進曲」
乾杯 「王様のレストランのテーマ」
歓談中 「バッハ ベスト」(リピート演奏)
花束贈呈 「ザ・ローズ (ベッド・ミドラー)」
新郎新婦入場 「smile (小野リサ)」
送賓 「カノン」
こうして、温かい拍手に包まれて、無事に式は終了しました。
そして、運命の神様は、思いも寄らないエンディングを
用意していたのでした。。。


2010年03月30日
ブーケ
2月19日(金)
この日は、お花屋さんと会場の装花とブーケについての打合せ。
1度目の打合せでは、ブライダルフェアーなどのサンプル写真を見て、
白を基調に清楚な感じをイメージしていました。
後日、ホテル担当のIさんから確認のメールが届きました。
以下、原文抜粋
白は真っ白(トールダブルやスイートピー白など)を、
グリーンは深緑を予定して、可愛らしい感じになっているようです。
打合せの際にご覧いただいたパンフレットを気に入っておられたとのことで、
そちらに近い色合いを考えているようですね。
このメールに彼女が炎上(笑)
「可愛らしい?可愛らしいって違うよね?」
確かに、サンプル画像をよく見ると、可憐な花を使うらしい。
すかさず、返信。
私たちとしては「大人の清楚さと華やかさ」を出したいです。
お互いのイメージと実際が少しずれているかもしれないので、
もう一度打合せをお願いできませんか?
という、やり取りがあって2度目の打合せを迎えました。
流石に装花担当のNさんは緊張気味。ホテル担当のIさんも同席しています。
改めて、こちらの希望を伝えます。
ここで重要なのは、可能な限り具体的にイメージを言葉で伝えること。
このやり取りの中で、結婚式に関する主導権がホテルから私たちの手に移ってきました。
この結婚式は、自分たちのものだから、任せっきりにしてはいられません。
先方はプロですから、こちらのイメージを形にしてくれます。
かなり時間を使って打合せ終了。
後日、確認のメールが届きます。しかも、今度はデッサン付き。
文句なし!すばらしい。
ここまで、イメージを汲み取ってくれるとは、正にプロの仕事です。
それでも、生ものですから、当日にならないと実際に眼にすることは出来ません。
不安と期待に胸を脹らませて当日受け取ったショートカスケードのブーケ。
もう、手放せません。永久保存決定です。

式終了後、装花担当のNさんと一緒に記念撮影
ブーケはバラで統一。シェドゥーブルとアプリコットファンデーションです。

テーブル装花にはトルコキキョウ、ラナンキュラスの白、
ビバーナムと利休草のグリーン、ブルースターでsomething blueを。

ドレスの後ろにはアプリコットファンデーションのコサージュ

両親への花束は、いつまでも元気でいて欲しいのでビタミンカラーで華やかに
この日は、お花屋さんと会場の装花とブーケについての打合せ。
1度目の打合せでは、ブライダルフェアーなどのサンプル写真を見て、
白を基調に清楚な感じをイメージしていました。
後日、ホテル担当のIさんから確認のメールが届きました。
以下、原文抜粋
白は真っ白(トールダブルやスイートピー白など)を、
グリーンは深緑を予定して、可愛らしい感じになっているようです。
打合せの際にご覧いただいたパンフレットを気に入っておられたとのことで、
そちらに近い色合いを考えているようですね。
このメールに彼女が炎上(笑)
「可愛らしい?可愛らしいって違うよね?」
確かに、サンプル画像をよく見ると、可憐な花を使うらしい。
すかさず、返信。
私たちとしては「大人の清楚さと華やかさ」を出したいです。
お互いのイメージと実際が少しずれているかもしれないので、
もう一度打合せをお願いできませんか?
という、やり取りがあって2度目の打合せを迎えました。
流石に装花担当のNさんは緊張気味。ホテル担当のIさんも同席しています。
改めて、こちらの希望を伝えます。
ここで重要なのは、可能な限り具体的にイメージを言葉で伝えること。
このやり取りの中で、結婚式に関する主導権がホテルから私たちの手に移ってきました。
この結婚式は、自分たちのものだから、任せっきりにしてはいられません。
先方はプロですから、こちらのイメージを形にしてくれます。
かなり時間を使って打合せ終了。
後日、確認のメールが届きます。しかも、今度はデッサン付き。
文句なし!すばらしい。
ここまで、イメージを汲み取ってくれるとは、正にプロの仕事です。
それでも、生ものですから、当日にならないと実際に眼にすることは出来ません。
不安と期待に胸を脹らませて当日受け取ったショートカスケードのブーケ。
もう、手放せません。永久保存決定です。

式終了後、装花担当のNさんと一緒に記念撮影
ブーケはバラで統一。シェドゥーブルとアプリコットファンデーションです。

テーブル装花にはトルコキキョウ、ラナンキュラスの白、
ビバーナムと利休草のグリーン、ブルースターでsomething blueを。

ドレスの後ろにはアプリコットファンデーションのコサージュ

両親への花束は、いつまでも元気でいて欲しいのでビタミンカラーで華やかに
2010年03月29日
イメージ通り??
2月14日(日)セント・バレンタインデー
招待状の発送が終わり、ドレスも指輪も決まれば一段落するのかと
思いきや、ホテルとの打合せはまだまだ続くよどこまでも~♪
会場を飾る装花に、ドレスをアレンジする小物、ヘアメイク、etc...
この日は、レストランの総料理長自ら時間を割いて、打合せを
して頂けるとのこと。
二人にピッタリの料理を、ご提案して頂けるとのことでしたが、
席に座るや否や、総料理長が一言、
「ありゃー、ちょっとイメージと違ったなー」
私&彼女「?」
総料理長「もう一度、考え直します」
私&彼女「??」
いえいえ、今のままでも十分に美味しそうなんですが。。。
打合せ終了後、レストランで食事をしているところへ、
総料理長「こんな感じで、いかがでしょうか?」
私&彼女「!」
仕事の早さと、デッサンの美しさに見とれて文句なくOK。
式では、ゲストにゆっくりして頂くのと、1人1人とお話がしたかったので、
2人でテーブルを回ることにしました。
総料理長「料理ごとにテーブルを回れば、一緒に食べられますよ」
私「やった!是非、そうします」
総料理長「でも、飲まされますから、お気をつけて」
私「。。。」
結局、本番当日は話しに熱中して料理どころではなく、
お酒も思ったほど飲まされませんでした。
総料理長には無理を言って、披露宴で料理の紹介を
お願いしました。
それにしても、最初はどんなイメージだったのか。。。
結局、聞けなかったなー。
招待状の発送が終わり、ドレスも指輪も決まれば一段落するのかと
思いきや、ホテルとの打合せはまだまだ続くよどこまでも~♪
会場を飾る装花に、ドレスをアレンジする小物、ヘアメイク、etc...
この日は、レストランの総料理長自ら時間を割いて、打合せを
して頂けるとのこと。
二人にピッタリの料理を、ご提案して頂けるとのことでしたが、
席に座るや否や、総料理長が一言、
「ありゃー、ちょっとイメージと違ったなー」
私&彼女「?」
総料理長「もう一度、考え直します」
私&彼女「??」
いえいえ、今のままでも十分に美味しそうなんですが。。。
打合せ終了後、レストランで食事をしているところへ、
総料理長「こんな感じで、いかがでしょうか?」
私&彼女「!」
仕事の早さと、デッサンの美しさに見とれて文句なくOK。
式では、ゲストにゆっくりして頂くのと、1人1人とお話がしたかったので、
2人でテーブルを回ることにしました。
総料理長「料理ごとにテーブルを回れば、一緒に食べられますよ」
私「やった!是非、そうします」
総料理長「でも、飲まされますから、お気をつけて」
私「。。。」
結局、本番当日は話しに熱中して料理どころではなく、
お酒も思ったほど飲まされませんでした。
総料理長には無理を言って、披露宴で料理の紹介を
お願いしました。
それにしても、最初はどんなイメージだったのか。。。
結局、聞けなかったなー。

2010年03月28日
マリッジ・リング
1月31日(日)ウエディングドレス・フェアーに引き続き
チャペル・ウエディングといえば、お決まりの誓いの言葉&指輪交換
先日のウエディング・フェアーで頂いた山のような資料にも、
ジュエリー関係の資料が数点入っていました。
ちなみに、「山のような」というのは大げさではなく、本当に下から抱えないと
紙袋が破れそうな勢いの資料がもらえます。
ある日、来賓や親族への招待状の発送に四苦八苦していた私に
ブライダル・エステに勤しむ彼女から連絡が入りました。
彼女「エステ屋さんの隣で、指輪が作れるってよ。ドレスの後で行ってみようね。」
私「は?」
あいかわらず、間抜けな返事しかできません。
そんな訳で、(どんな?)約束の時間からかなり遅れてお店に到着。
閉店後でしたが、ここでも優しい笑顔に迎えられて少しホッとします。
早速、デザイン選びに入りますが、思わず目が点。
こちらのお店は、オリジナル・デザインを手がけておられ、
どんなデザインでも作れるとのこと。
あまり奇抜なデザインは、長くつけていると飽きが来そうなので
ここでもシンプルなデザインに決定。
直前まで、記念の刻印は不要と思っていましたが、
「刻印はサービスしますよー」
という言葉に誘われて、式の日付と二人の名前をお願いしました。

チャペル・ウエディングといえば、お決まりの誓いの言葉&指輪交換
先日のウエディング・フェアーで頂いた山のような資料にも、
ジュエリー関係の資料が数点入っていました。
ちなみに、「山のような」というのは大げさではなく、本当に下から抱えないと
紙袋が破れそうな勢いの資料がもらえます。
ある日、来賓や親族への招待状の発送に四苦八苦していた私に
ブライダル・エステに勤しむ彼女から連絡が入りました。
彼女「エステ屋さんの隣で、指輪が作れるってよ。ドレスの後で行ってみようね。」
私「は?」
あいかわらず、間抜けな返事しかできません。
そんな訳で、(どんな?)約束の時間からかなり遅れてお店に到着。
閉店後でしたが、ここでも優しい笑顔に迎えられて少しホッとします。
早速、デザイン選びに入りますが、思わず目が点。
こちらのお店は、オリジナル・デザインを手がけておられ、
どんなデザインでも作れるとのこと。
あまり奇抜なデザインは、長くつけていると飽きが来そうなので
ここでもシンプルなデザインに決定。
直前まで、記念の刻印は不要と思っていましたが、
「刻印はサービスしますよー」
という言葉に誘われて、式の日付と二人の名前をお願いしました。


2010年03月20日
ウエディングドレス・フェアー
1月31日(日)
両家の顔合わせを滞りなく済ませた翌々日、
緊張が解ける間もなく、ウエディングドレス・フェアーが開催されました。
当初の予定では、親族が集まって食事をする程度でしたが、
ホテルマジックの虜となってしまった彼女を止めることはできません。
当然の成り行きとして、チャペルでの挙式を行うことになりました。
チャペルといえば、ヴァージンロード&ウエディングドレス。
先週の東京出張3泊4日の疲れも見せず、彼女は勇んで出かけていきました。
私が到着したときには、すでに数点を試着済。
いくつか候補を選んで順番に試着している様子。
正直、こんなに色と形があるとは想像していませんでした。
しかも、着替えるたびにヘアメイクも微妙に変化している。。。
「じゃあ、ここからはご新郎さんに撮ってもらいましょうねー」と、
担当の女性から携帯電話を受け取るやいなや、ポーズの指示が飛びます。
「正面からお願いします」「バックも撮りましょう」
言われるがまま、ひたすらシャッターを押す私。
今、思い返してみると、彼女こそが今回のイベントでホテル担当のIさんと
双璧を誇る衣装担当のTさんでした。
果てしなく続くドレス選び。。。
(実際に着る1着選ぶだけなのに。。。)と、不満が頭をよぎり始めます。
でも、何だかとっても楽しそうな彼女。。。
そうか!
ドレスなんて、日常生活では着る機会などありません。
こんな時でないと、着せてあげるような機会も作れません。
本番では1着しか着ることができないからこそ、今、できるだけ着てみたいのか!
普段は気丈に振る舞ってますが、やはり新婦さん。
しかも、ホテルマジックの虜(笑)
この頃から私は、ちょっと引き気味だった気分が次第に前向きに変わっていきます。
どうせやるなら、楽しまなくっちゃ!!

(ちなみに、これは却下された1着です)
両家の顔合わせを滞りなく済ませた翌々日、
緊張が解ける間もなく、ウエディングドレス・フェアーが開催されました。
当初の予定では、親族が集まって食事をする程度でしたが、
ホテルマジックの虜となってしまった彼女を止めることはできません。
当然の成り行きとして、チャペルでの挙式を行うことになりました。
チャペルといえば、ヴァージンロード&ウエディングドレス。
先週の東京出張3泊4日の疲れも見せず、彼女は勇んで出かけていきました。
私が到着したときには、すでに数点を試着済。
いくつか候補を選んで順番に試着している様子。
正直、こんなに色と形があるとは想像していませんでした。
しかも、着替えるたびにヘアメイクも微妙に変化している。。。
「じゃあ、ここからはご新郎さんに撮ってもらいましょうねー」と、
担当の女性から携帯電話を受け取るやいなや、ポーズの指示が飛びます。
「正面からお願いします」「バックも撮りましょう」
言われるがまま、ひたすらシャッターを押す私。
今、思い返してみると、彼女こそが今回のイベントでホテル担当のIさんと
双璧を誇る衣装担当のTさんでした。
果てしなく続くドレス選び。。。
(実際に着る1着選ぶだけなのに。。。)と、不満が頭をよぎり始めます。
でも、何だかとっても楽しそうな彼女。。。
そうか!
ドレスなんて、日常生活では着る機会などありません。
こんな時でないと、着せてあげるような機会も作れません。
本番では1着しか着ることができないからこそ、今、できるだけ着てみたいのか!
普段は気丈に振る舞ってますが、やはり新婦さん。
しかも、ホテルマジックの虜(笑)
この頃から私は、ちょっと引き気味だった気分が次第に前向きに変わっていきます。
どうせやるなら、楽しまなくっちゃ!!

(ちなみに、これは却下された1着です)
2010年03月19日
ブライダル・フェアー その4
さて、いよいよブライダル・フェアー本番です。
都合で夕方からの参加だったので、お目当てのコース料理には
ありつけませんでした。
フロアー一杯に出店されている引き出物や、引き菓子に目移りしながら
あてもなくウロウロ。
流行のプロジェクターを使って、二人の馴れ初めなどを紹介する
演出はもちろんのこと、最近では披露宴の最後に出席者のお名前を
エンドロールで流しながら、その日の映像まで(!)流すことが出来るとのこと。
魅力的ですが、こちらのコンセプトはあくまでシンプル。
頑固一徹、初志貫徹。ついでに節約。
引き菓子コーナーで小腹を脹らましながらウロウロしていると、
なにやら熱心に数組が相談している一室が目に入りました。
引きつけられるようにフラフラと席に座ると、そこは印刷サービスのコーナーでした。
「印刷なら自分でもできるなー」と思って、冷やかし気分で席に着くと、
想像もしていなかった膨大な情報と作業が待っていました。
まずは招待状のデザインと紙質の見本にザッと目を通します。
参考程度に見始めたものの、次から次へとサンプルが溢れるように出てきて、
気がつくと小1時間。いつの間にか、
「これは派手すぎるね」「かわいすぎるね」など選び始めてしまいました。
色、デザインともお気に入りの物を数点選んで、ファイナルアンサー!
決められません。。。
とてもじゃないが、情報を整理できない。勢いで決めると、後でまた、
あっちが良かった、こっちが良かったとなりそうで怖い。。。
それでも式までの日程を逆算すると、今日決めるのがベスト。
フェアー特典もゲットしたい。。。
対応して頂いた女性の方は、終了時間を大幅に押しているにも拘わらず、
辛抱強く暖かい目差しで決断を待っています。
しつこい程、二人で確認して遂に決定!
様々な書類を作っていると、次第に結婚式の実感が湧いてきます。
一通りフェアーを堪能して、ホテル担当のIさんとお話ししていると、
「あのー」と、男性が近づいてきます。
??
言葉を交わすと、なんと小学校の同級生!
先ほどの、印刷関係に勤めていて、私の横顔に昔の面影が残っていたと
わざわざ声を掛けてくれました。
お祝いの言葉に加えて、サプライズのおまけまで付けてくれました。
タッチャン、ありがと!

都合で夕方からの参加だったので、お目当てのコース料理には
ありつけませんでした。
フロアー一杯に出店されている引き出物や、引き菓子に目移りしながら
あてもなくウロウロ。
流行のプロジェクターを使って、二人の馴れ初めなどを紹介する
演出はもちろんのこと、最近では披露宴の最後に出席者のお名前を
エンドロールで流しながら、その日の映像まで(!)流すことが出来るとのこと。
魅力的ですが、こちらのコンセプトはあくまでシンプル。
頑固一徹、初志貫徹。ついでに節約。
引き菓子コーナーで小腹を脹らましながらウロウロしていると、
なにやら熱心に数組が相談している一室が目に入りました。
引きつけられるようにフラフラと席に座ると、そこは印刷サービスのコーナーでした。
「印刷なら自分でもできるなー」と思って、冷やかし気分で席に着くと、
想像もしていなかった膨大な情報と作業が待っていました。
まずは招待状のデザインと紙質の見本にザッと目を通します。
参考程度に見始めたものの、次から次へとサンプルが溢れるように出てきて、
気がつくと小1時間。いつの間にか、
「これは派手すぎるね」「かわいすぎるね」など選び始めてしまいました。
色、デザインともお気に入りの物を数点選んで、ファイナルアンサー!
決められません。。。
とてもじゃないが、情報を整理できない。勢いで決めると、後でまた、
あっちが良かった、こっちが良かったとなりそうで怖い。。。
それでも式までの日程を逆算すると、今日決めるのがベスト。
フェアー特典もゲットしたい。。。
対応して頂いた女性の方は、終了時間を大幅に押しているにも拘わらず、
辛抱強く暖かい目差しで決断を待っています。
しつこい程、二人で確認して遂に決定!
様々な書類を作っていると、次第に結婚式の実感が湧いてきます。
一通りフェアーを堪能して、ホテル担当のIさんとお話ししていると、
「あのー」と、男性が近づいてきます。
??
言葉を交わすと、なんと小学校の同級生!
先ほどの、印刷関係に勤めていて、私の横顔に昔の面影が残っていたと
わざわざ声を掛けてくれました。
お祝いの言葉に加えて、サプライズのおまけまで付けてくれました。
タッチャン、ありがと!


2010年03月18日
ブライダル・フェアー その3
仏滅。。。縁起が悪い。。。
しかし、我々には迷っている時間などない。
迷っている間に、他の予約が入るかもしれないし。。。
もともと、縁起を担ぐ方じゃない
信心深いわけでもない
こちらから言わなければ、誰もそれに触れないだろう
などなど、いくつもの言い訳を用意しながら、Iさんに伝えました。
「結構です。よろしくお願いします。」
Iさんは「承知しました。こちらこそ、よろしくお願いします。」
と答えながらも、あくまでも冷静に言葉を続けました。
「式場は仮押さえいたします。後日、前金をご入金頂いた後に、正式にご予約いたします。」
なるほど。ホテル側も二重三重とセーフティネットを張って、その場の勢いに
流されないようになっているようです。
何はともあれ、当初の予定通りウエディング・フェアーまでに会場と日程が決まりました。
それでも未練が残るもので、候補に挙がったもう1箇所のフェアーにも参加しました。
率直な感想としては、豪華絢爛、って感じ。ホテル側も威信を掛けるがごとく、
これでもか!って感じで気分を盛り上げてくれます。
私「これはこれで、良いとは思うけど、ここまではねー」
彼女「そうねー。。。」
ん?
珍しく歯切れが悪い。
私「あんな風にしたいと?」
彼女「そういう訳じゃないけど。。。」
ホテルマジック!ちょっぴり乙女心に浸ってる感じ。
ここまで、できない甲斐性のなさにちょっぴり胸が痛みました。。。
しかし、我々には迷っている時間などない。
迷っている間に、他の予約が入るかもしれないし。。。
もともと、縁起を担ぐ方じゃない
信心深いわけでもない
こちらから言わなければ、誰もそれに触れないだろう
などなど、いくつもの言い訳を用意しながら、Iさんに伝えました。
「結構です。よろしくお願いします。」
Iさんは「承知しました。こちらこそ、よろしくお願いします。」
と答えながらも、あくまでも冷静に言葉を続けました。
「式場は仮押さえいたします。後日、前金をご入金頂いた後に、正式にご予約いたします。」
なるほど。ホテル側も二重三重とセーフティネットを張って、その場の勢いに
流されないようになっているようです。
何はともあれ、当初の予定通りウエディング・フェアーまでに会場と日程が決まりました。
それでも未練が残るもので、候補に挙がったもう1箇所のフェアーにも参加しました。
率直な感想としては、豪華絢爛、って感じ。ホテル側も威信を掛けるがごとく、
これでもか!って感じで気分を盛り上げてくれます。
私「これはこれで、良いとは思うけど、ここまではねー」
彼女「そうねー。。。」
ん?
珍しく歯切れが悪い。
私「あんな風にしたいと?」
彼女「そういう訳じゃないけど。。。」
ホテルマジック!ちょっぴり乙女心に浸ってる感じ。
ここまで、できない甲斐性のなさにちょっぴり胸が痛みました。。。

タグ :佐賀ブライダル・フェアー
2010年03月17日
ブライダル・フェアー その2

結局、レストラン・ウエディングを行うために、実際に足を運んだのは2箇所のみでした。
下見が目的ですが、実際はランチ・デート。
ブッフェスタイルのホテルバイキングをいただきました。
流石に、味は一流。どれをとっても、いわゆるホテルの味がします。
味は甲乙つけがたいので、決め手となったのはズバリ雰囲気。
一方は明るく開放的で、もう一方は落ち着いた感じ。
こちらの希望としては、大人の雰囲気を求めていたので、
あっさり決まりました。
場所が決まると、次は日程調整です。
希望は、2月下旬から3月上旬。
今考えても、かなり無謀な日程です。
この時点で、ホテルのブライダル・カウンターに正式に予約を入れました。
「こんな無茶な日程じゃー、受け付けてもらえないじゃないかな?」と、
根が気弱な私は早くも泣きが入り始めていました。
担当して頂いたIさんは、そんな私の不安を一掃してくれる頼もしい存在でした。
初めてお会いしたのは、ブライダル・フェアーの前日!
Iさん「ご希望の日程はお決まりですか?」
当然の質問です。答えなければなりません。
笑われるのを覚悟で、清水の舞台から飛び降りる思いで答えました。
私「出来れば、2月下旬から3月上旬がいいんですけど。。。」
Iさんは、それまでと全く変わらぬ口調で、
「わかりました。調べてみます。」
と言って席を立たれました。
Iさん「3月ですと、13日の土曜日が今のところ空いてます」
私「!!」(ラッキー。今からなら2ヶ月。準備期間を考えると、ギリギリ間に合うジャン!)
Iさん「いかがでしょうか?」
私「(彼女に向けて)ちょうど良いんじゃない?」
彼女「問題ないでしょ」
私「その日でお願いします」
と、トントン拍子で話がまとまりました。
私「いやー、こんなピッタリの日が空いてるなんてラッキーだったなー。」
と、Iさんにお礼を言ってると、「実は、、、」
私「何か、問題でも?」
Iさん「その日は、仏滅なんです」
2010年03月16日
ブライダル・フェアー
2010年1月11日(月・祝)
「今度、ブライダル・フェアーがありますよ」
いざ、式を挙げることを決断したものの、全く白紙の状態からのスタート。
いつもお世話になってるエステシャンに、藁にもすがる思いで相談してみると
冒頭のアドバイスを頂いた。
ブライダル・フェアー?
確かに聞いたことがある響き。そういえば、ある友人は、あちらこちらの
フェアーに参加して、料理とお酒を楽しんだと言っていたような。。。
エステシャンの話では、フェアーに参加すると色々な特典が付いてくるそうだ。
ちょうど、成人の日は主要なホテルでフェアーを開催してるとのこと。
主要なホテル。。。星の数ほどある。。。
まだ、どのホテルにも足を運んだことがなく、出来ることならフェアーの特典も
ゲットしたい。ということは、、、
フェアーの前までに式を行うホテルを決定し、そのホテルのフェアーに参加する!
そんなこと、出来るのだろうか?しかし、時間は限られている。
やるしかない!
そうと決まれば、日頃鍛えたネット上での情報収集。
候補のホテルは、エステシャンが提携している系列に絞り込み、
ひたすら、比較検討を重ねた。
調べてみると、いくつかのパターンが見えてくる。
重要なのは、こちらが何を望むかということ。
式と言っても、お互いの親族が一堂に会すことが最大の目的。
人数もあまり増やしたくない。特別な余興も必要ない。
来て頂いた方には、ゆっくりと寛いで頂きたい。
二人で話し合いを重ねた結果、予算・規模ともにぴったりだったのが、
レストラン・ウエディング!
そうと決まれば、実際に足を運んでみなければ、雰囲気がわかりません。
新年早々、フェアーまでのわずかな期間にレストランめぐりを行いました。
「今度、ブライダル・フェアーがありますよ」
いざ、式を挙げることを決断したものの、全く白紙の状態からのスタート。
いつもお世話になってるエステシャンに、藁にもすがる思いで相談してみると
冒頭のアドバイスを頂いた。
ブライダル・フェアー?
確かに聞いたことがある響き。そういえば、ある友人は、あちらこちらの
フェアーに参加して、料理とお酒を楽しんだと言っていたような。。。
エステシャンの話では、フェアーに参加すると色々な特典が付いてくるそうだ。
ちょうど、成人の日は主要なホテルでフェアーを開催してるとのこと。
主要なホテル。。。星の数ほどある。。。
まだ、どのホテルにも足を運んだことがなく、出来ることならフェアーの特典も
ゲットしたい。ということは、、、
フェアーの前までに式を行うホテルを決定し、そのホテルのフェアーに参加する!
そんなこと、出来るのだろうか?しかし、時間は限られている。
やるしかない!
そうと決まれば、日頃鍛えたネット上での情報収集。
候補のホテルは、エステシャンが提携している系列に絞り込み、
ひたすら、比較検討を重ねた。
調べてみると、いくつかのパターンが見えてくる。
重要なのは、こちらが何を望むかということ。
式と言っても、お互いの親族が一堂に会すことが最大の目的。
人数もあまり増やしたくない。特別な余興も必要ない。
来て頂いた方には、ゆっくりと寛いで頂きたい。
二人で話し合いを重ねた結果、予算・規模ともにぴったりだったのが、
レストラン・ウエディング!
そうと決まれば、実際に足を運んでみなければ、雰囲気がわかりません。
新年早々、フェアーまでのわずかな期間にレストランめぐりを行いました。

2010年03月15日
今だけ、ここだけの話
「春までにできたらいいねー。」
去年の暮れ、ボソッとつぶきが聞こえた。。。
は?何が?
「お年始の挨拶には、両方に一応伝えておかないとねー。」
は?何を?
流石に、もう聞こえないふりは出来ない。
私「マジっすか?」
彼女「うん!」
うん!って一寸待ってよ。どーすんの?
えー!?
と、まあ、ドタバタと始まった事の顛末を
振り返ってみたいと思います。
去年の暮れ、ボソッとつぶきが聞こえた。。。
は?何が?
「お年始の挨拶には、両方に一応伝えておかないとねー。」
は?何を?
流石に、もう聞こえないふりは出来ない。
私「マジっすか?」
彼女「うん!」
うん!って一寸待ってよ。どーすんの?
えー!?
と、まあ、ドタバタと始まった事の顛末を
振り返ってみたいと思います。