2014年10月12日
落日の鷹
更新が滞っておりますので、最近読んだ本を
ご紹介させていただきます。
電子書籍を読み始めて、3年程になります。
きっかけは、ケータイをスマホにしたことと、
iPadを入手したこと。
以前は、文庫本を好んで読んでましたが、
気がつくと本棚が満杯になって、
その都度、リサイクルに持って行くのが
億劫になってきたことも理由の一つでした。
さて、本の話。
佐賀の歴史については、龍造寺家から鍋島家へ
引き継がれた程度のことしか知りませんでした。
教科書的に歴史を勉強すると、年号と人物が
記号のように羅列して、暗記するだけになります。
折角、佐賀に住んでいるので、もう少しちゃんと
龍造寺家と鍋島家の関係について勉強したいと
おぼろげながらに思っていたところ、
こちらの本に出会いました。
時代小説を読むことで、私の中で記号化されていた
歴史上の人物の心情が、活き活きと伝わってきました。
佐賀に住んでいることで、見知った地名が出て来ることも
理解を深めるのに一役買いました。
徳川幕府の幕藩体制の下、藩を維持繁栄させて行くことは
とても大変だったのだと改めて感じました。
殿様は、「よきにはからえ」で勤まるものではないのだなと(笑)。
組織に責任のある者としての立場と、個人の思いの乖離。
一対一で対峙した時、勝敗を分けるのは立場ではなく
知力、体力もふくめた人間性なのかな。
もっと自己研鑽を重ねなければいけないなと
思わせてくれる本でした。
ご紹介させていただきます。
電子書籍を読み始めて、3年程になります。
きっかけは、ケータイをスマホにしたことと、
iPadを入手したこと。
以前は、文庫本を好んで読んでましたが、
気がつくと本棚が満杯になって、
その都度、リサイクルに持って行くのが
億劫になってきたことも理由の一つでした。
さて、本の話。
佐賀の歴史については、龍造寺家から鍋島家へ
引き継がれた程度のことしか知りませんでした。
教科書的に歴史を勉強すると、年号と人物が
記号のように羅列して、暗記するだけになります。
折角、佐賀に住んでいるので、もう少しちゃんと
龍造寺家と鍋島家の関係について勉強したいと
おぼろげながらに思っていたところ、
こちらの本に出会いました。
落日の鷹 |
時代小説を読むことで、私の中で記号化されていた
歴史上の人物の心情が、活き活きと伝わってきました。
佐賀に住んでいることで、見知った地名が出て来ることも
理解を深めるのに一役買いました。
徳川幕府の幕藩体制の下、藩を維持繁栄させて行くことは
とても大変だったのだと改めて感じました。
殿様は、「よきにはからえ」で勤まるものではないのだなと(笑)。
組織に責任のある者としての立場と、個人の思いの乖離。
一対一で対峙した時、勝敗を分けるのは立場ではなく
知力、体力もふくめた人間性なのかな。
もっと自己研鑽を重ねなければいけないなと
思わせてくれる本でした。
読書の楽しみは、紙のページをめくることでもあります。
ページをめくりながら、残りを惜しむように
物語のクライマックスを迎えるのも
読書の醍醐味と思います。
電子書籍は、物語の進行具合が分かりにくいので、
私の場合、慣れるまでに忍耐を強いられました。
読書アプリの使い方がよくわかってなかったことの
影響が大きいと思いますが(汗)。
慣れてしまえば、いつでもどこでも本が読めて、
居ながらにして本が買えます。
本屋の営業時間に関係なく(笑)。
Posted by MICHI at 11:25│Comments(0)
│読書