2014年02月22日
五ヶ瀬ハイランド
2月21日(金)
やっと憧れの五ヶ瀬ハイランドスキー場に行けました。
佐賀から距離にして160km程度。
片道3時間程度で辿り着きます。
それが、なぜ大げさに憧れになるのか?
それは、先々週バレンタインデーまで話が遡ります。
この日は、関東甲信越地方で2週連続の記録的大雪が降った、
まさにその日だったのです。
記録的大雪になることがわかったのは、14日の陽が昇ってから。
行動を開始するのは、午前2時半。
まー南国九州だから、多少降ってもタカが知れているだろう、
と軽い気持ちで出かけたのが間違いの始まりでした。
五ヶ瀬は、熊本と宮崎の県境の宮崎寄りの山奥です。
スキー場に近づくにつれて路面状の雪が多くなり始めて、
遂に車が動かなくなりました。
この時点で、時刻は午前5時ごろ。
あたりは真っ暗です。
後からわかったことですが、比較的傾斜がきつい上り坂が続いていたようです。
2WDのスタッドレスでは登りきることができませんでした。
夜が明けてみれば、あたりは一面の雪景色。
チェーンは携行していましたが、予行練習はしていませんでした。
真っ暗闇の中で、初めてのチェーンが上手く巻けるはずがありません。
小1時間程、悪戦苦闘していると、ゴーゴーと大きな音を立てて除雪車が
対向車線を走ってきました。
夜通し降り続けた、湿度の高い雪が路面を覆って、
タイヤが空回りする状況だったようです。
除雪車が通った後を、上り坂の頂上までなんとか登りきることが出来ました。
この状態では、スキー場までの急坂を登りきることは不可能なので、
安全地帯で改めてチェーンを巻きました。
そのうち、夜が明けてやっとのことで作業終了。
気を取り直してスキー場に向かうも、麓の駐車場係らしき方が
近寄って来て、申し訳なさそうに「今日はクローズすることになりました」
えっ?クローズ?って顔してたんでしょう、追い打ちをかけるように、
「ココから先は膝上以上に雪が積もってます」とのこと。
この時、午前7時ちょっと前。順調に車を走らせて、
なにも知らずにスキー場までの急な上り坂に足を踏み入れていたら、
狭い山道で動けなくなっていた可能性があります。
こうなると、むしろ途中でモタモタしていたことが幸いしました。
駐車場係の方が、入れてくれたインスタントのアップルティの温もりが
胃に染みました。
しかし、ここでのんびりしている訳には行きません。
チェーンは巻いているものの、立ち往生してしまった路面状況を
戻らなければ家に帰ることが出来なくなります。
予想通り、国道のあちらこちらで大型トラックが立ち往生。
なんとか山間部を抜けて、市街地まで戻ると雨が降っていました。
結局、この日はのべ12時間の雪道ドライブとチェーン巻きの練習を行って、
昼食は佐賀市内で食べていました。
慣れない雪道運転で、かなり肩に力が入っていたのでしょう。
3日間ほどは、首が回らない程ガチガチの状態でした。
スキーで滑れなかったのは残念でしたが、
次回チェーンを巻く機会があれば、30分程度で作業できそうです
関東甲信越地方では、この日から4日間帰宅できなかった方もいたとか。
もし、同じ状況だったら、遊びに行って仕事に穴を空けてしまうところでした。
自然が相手だからやむを得ない面もありますが、
自己責任は他人に迷惑をかけないことが大前提。
遊びには、時として人生がかかるリスクもあります。
でも止められないんだよなー。
って、2月14日(金)の話ばっかり。
というわけで、つづく。
やっと憧れの五ヶ瀬ハイランドスキー場に行けました。
佐賀から距離にして160km程度。
片道3時間程度で辿り着きます。
それが、なぜ大げさに憧れになるのか?
それは、先々週バレンタインデーまで話が遡ります。
この日は、関東甲信越地方で2週連続の記録的大雪が降った、
まさにその日だったのです。
記録的大雪になることがわかったのは、14日の陽が昇ってから。
行動を開始するのは、午前2時半。
まー南国九州だから、多少降ってもタカが知れているだろう、
と軽い気持ちで出かけたのが間違いの始まりでした。
五ヶ瀬は、熊本と宮崎の県境の宮崎寄りの山奥です。
スキー場に近づくにつれて路面状の雪が多くなり始めて、
遂に車が動かなくなりました。
この時点で、時刻は午前5時ごろ。
あたりは真っ暗です。
後からわかったことですが、比較的傾斜がきつい上り坂が続いていたようです。
2WDのスタッドレスでは登りきることができませんでした。
夜が明けてみれば、あたりは一面の雪景色。
チェーンは携行していましたが、予行練習はしていませんでした。
真っ暗闇の中で、初めてのチェーンが上手く巻けるはずがありません。
小1時間程、悪戦苦闘していると、ゴーゴーと大きな音を立てて除雪車が
対向車線を走ってきました。
夜通し降り続けた、湿度の高い雪が路面を覆って、
タイヤが空回りする状況だったようです。
除雪車が通った後を、上り坂の頂上までなんとか登りきることが出来ました。
この状態では、スキー場までの急坂を登りきることは不可能なので、
安全地帯で改めてチェーンを巻きました。
そのうち、夜が明けてやっとのことで作業終了。
気を取り直してスキー場に向かうも、麓の駐車場係らしき方が
近寄って来て、申し訳なさそうに「今日はクローズすることになりました」
えっ?クローズ?って顔してたんでしょう、追い打ちをかけるように、
「ココから先は膝上以上に雪が積もってます」とのこと。
この時、午前7時ちょっと前。順調に車を走らせて、
なにも知らずにスキー場までの急な上り坂に足を踏み入れていたら、
狭い山道で動けなくなっていた可能性があります。
こうなると、むしろ途中でモタモタしていたことが幸いしました。
駐車場係の方が、入れてくれたインスタントのアップルティの温もりが
胃に染みました。
しかし、ここでのんびりしている訳には行きません。
チェーンは巻いているものの、立ち往生してしまった路面状況を
戻らなければ家に帰ることが出来なくなります。
予想通り、国道のあちらこちらで大型トラックが立ち往生。
なんとか山間部を抜けて、市街地まで戻ると雨が降っていました。
結局、この日はのべ12時間の雪道ドライブとチェーン巻きの練習を行って、
昼食は佐賀市内で食べていました。
慣れない雪道運転で、かなり肩に力が入っていたのでしょう。
3日間ほどは、首が回らない程ガチガチの状態でした。
スキーで滑れなかったのは残念でしたが、
次回チェーンを巻く機会があれば、30分程度で作業できそうです
関東甲信越地方では、この日から4日間帰宅できなかった方もいたとか。
もし、同じ状況だったら、遊びに行って仕事に穴を空けてしまうところでした。
自然が相手だからやむを得ない面もありますが、
自己責任は他人に迷惑をかけないことが大前提。
遊びには、時として人生がかかるリスクもあります。
でも止められないんだよなー。
って、2月14日(金)の話ばっかり。
というわけで、つづく。
遠路はるばるやって来たのにスキー場がクローズになって
気の毒に思ってくれたのでしょう。
駐車場係の方が「よかったら、住所と名前書いてください」
と言われました。
なんか良いことないかな〜。
タグ :五ヶ瀬ハイランドスキー場大雪
Posted by MICHI at 12:20│Comments(0)
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