2009年12月20日

筋肉痛は翌日、翌々日?

金曜の弾丸スキーツアー(?)から今日で二日目。
今回は、予想したほどに筋肉痛にはなりませんでした。

急に激しい運動を行うと筋肉痛になります。
若いうちは運動直後、あるいは翌日に筋肉痛が起こります。

加齢とともに筋肉痛が起こる時期が、翌日、翌々日と遅くなります。
そのため、遅発性(ちはつせい)筋肉痛などとも呼ばれています。

”加齢とともに”と書きましたが、科学的には証明されていません。
そもそも、筋肉痛が起こるメカニズム自体が、いまだに解明されていません。

現象として、筋肉痛が起こるような運動を行った場合、筋損傷の指標となる
CPKという物質の血中濃度が上がります。
CPKは、細胞内におけるエネルギー代謝に関与する酵素です。
筋肉痛が生じるとCPK値が上がるということは、細胞膜が損傷している可能性はあります。

遅発性筋肉痛は、筋線維が断裂するほどではないが、骨格筋が細胞レベルで損傷している
ために生じる痛みと言えそうです。

一般に、重たい物を持ち上げるとき、筋肉は収縮しながら力を発揮します。
力こぶは、上腕の筋肉が短縮した結果として筋肉が盛り上がっている状態です。

逆に、筋肉は伸張しながらも力を発揮します。重たい荷物を手渡されたときに、
荷物を落とさないように地面に下ろしていくときの上腕部の筋力発揮の状態です。
このように、筋肉が引き延ばされながら力を発揮している状態を、エキセントリック収縮と呼びます。

エキセントリック?

今まで、何の疑いもなく、伸張性筋収縮=エキセンって覚えていたけど、
改めて、エキセントリックって書くとかなり危険な感じ。

変わっている、異常な、突飛な。。。
そんな、力の入れ方すれば筋肉痛にもなるってもんです。

予防法は、コレッていう方法はありません。日頃から積極的に筋肉を動かしておくことです。

ちなみに、筋肉を太くするためにも、”エキセントリック”な筋収縮が有効です。
まさに、”キレてる(ボディビルダー風)”って感じです。



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